ハンググライダーは、上昇気流に乗り上空へ登って遊ぶもの。

「どこまで上がれるの?」と聞かれると、「だいたい雲の高さまで」と答える。
ただし「雲の高さ」と言っても、積雲と呼ばれる低い空にできる雲のことで、その高度は気象条件によって異なってくる。
高度500m(スカイツリーよりも低い)だったり、高度3000m(富士山よりも少し低い)だったり。

基本的には雲の底面までしか上げられない(有視界飛行が原則なので)が、
運が良いと雲を横目に上昇を続けることができる。

そこでさらに運が良いと、自分のグライダーの影が雲に映り、その影の外側に虹ができる。
これをブロッケン現象と言うが、めったに見ることができない。

ぜひ自分の目で見てほしいから、あえて写真を載せない。
空の上でめぐり合える自然の神秘。
自分を囲む自分だけの虹だから。
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by yujisuzukis | 2011-11-01 16:38 | ハンググライダーの魅力

ハンググライダーの楽しみ方は、風を受けて自由に飛ぶ、上昇気流に乗って高度を上げて景色を見る等、人それぞれだけど、僕はハンググライダー競技にハマっている。

競技と言うのはパイロンレース。
いくつかの指示された通過点をクリアしてゴール地点まで飛ぶと言うもの。
ゴールまでの距離は30〜100kmで日によって違う。
そして、ゴールに辿り着けるのは参加選手のうちわずか数人。

大会に参加して間もない頃はもちろんゴールすら出来ず悔しい想いばかり。
しかし根気よく参加していると、そのうちゴール出来る日がくる。

初めてゴールした時は、いろいろ教えてくれた先輩や雑誌でしか見たことのない有名選手が『ゴールおめでとう!』と声をかけてくれる。
初めてゴールした達成感とみんなからの祝福で得た大きな感動は今でもハッキリと覚えている。
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by yujisuzukis | 2011-06-09 03:03 | ハンググライダーの魅力

僕の想い出のフライト ベスト3に入るのが、ある早朝のフライトだ。

何をするわけでもなく、ただ滑空しただけ。
でも、その朝の空は風もなく空気の乱れもない、ただひたすらに静か。
まだ陽射しもない空を、鳥のさえずりを耳に、小さな雲をすり抜け、静寂の空間を泳ぐ。

まさに幻想の世界を空中遊泳した瞬間だった。
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by yujisuzukis | 2011-06-09 03:00 | ハンググライダーの魅力

ある年の4月、長野県信濃平エリアでの体験。
高度1500mくらいまで上昇し、山の稜線沿いを北に向かって飛んでいた。

ふと右後方を見ると一羽のトンビがついてきている。
威嚇してくる訳でもなく、3mくらい離れたところでただ同じ方向へ飛んでいく。
そのトンビさんに『何を見て飛んでるの?』『次の上昇気流はどこにありそう?』言葉こそ発しないものの、いくつか質問を投げかけ、5分くらい一緒に飛んだ。

なんだかトンビさんと仲良くなれた気がしたフライトだった。

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写真はイメージ
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by yujisuzukis | 2011-04-12 21:57 | ハンググライダーの魅力

2003年1月、私が初めてクロスカントリーフライトをした時の体験。
板敷から北東方向へ向かっていた時、ウェーブソアリングに成功した。(その時は良く理解していなかったが)

高度2000mから回さなくても、どんどん高度が上がっていく。
下を見ると雲が沸き上がり、後方を見ると一面の雲海になっていた。
夢に見ていた雲の上でのフライト!
もう感動で寒さも忘れていた。

気付くと高度は3150m。
ふと太平洋の方向を見ると、水平線が明らかにカーブを描いている。
『地球って本当に丸かったんだ…』
そう呟いていた。

ハンググライダーに乗って、地球そのものを感じた瞬間だった。
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by yujisuzukis | 2011-04-11 18:11 | ハンググライダーの魅力